給湯器を交換する際の工事費込みの総額や相場とは?補助金はある?基礎知識から専門サービスの選び方を解説!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
給湯器 交換

この記事の監修者

有限会社安田製作所 代表取締役
東都住設協同組合 代表理事

安田 篤司

保有資格

  • 建設業関連 監理技術者
  • 管工事全般 1級管工事施工管理技士
  • ガス関連 ガス消費機器設置工事監督者
    ガス可とう管接続工事監督者
    日本ガス協会内管工事士
  • 水まわり関連 給水装置工事主任技術者
    排水設備工事責任技術者
  • 電気関連 第二種電気工事士

お風呂や台所などで温かいお湯を出す際に用いられるのが給湯器です。この給湯器は時折故障することがあり、その場合は給湯器を交換することになります。そんな時に気になるのが工事費込みの総額、相場です。

本記事では給湯器を交換する際の費用を中心に、補助金の存在や専門サービスの選び方などをまとめました。

給湯器交換のタイミングは?

給湯器 交換

給湯器のタイミングとして主なものを以下にまとめました。

  • 給湯器に故障が起きた
  • 給湯器の耐用年数
  • ライフイベントによる需要の変化

本項目では、上記の内容について解説します。

給湯器に故障が起きた

給湯器交換で一番ありがちなタイミングは、給湯器に故障が起きたケースです。給湯器を利用する中で、異音や異臭、お湯が出ないなどのトラブルがつきものです。

こうしたトラブルがあった際に給湯器を交換する動きになりやすいです。またお風呂や炊事においてお湯を用いる場合、全くお湯が出てこなくなるのは由々しき事態です。そのようなケースを避けるためにも、ちょっとしたトラブルがあったら給湯器の交換を検討するという考えは十分にあり得ることと言えます。

給湯器の耐用年数

給湯器 交換

給湯器の交換をする際にわかりやすいのが耐用年数です。給湯器には耐用年数が設定されており、耐用年数を過ぎたものを使うと将来的に故障の可能性が出てくるほか、何らかのトラブルにつながる恐れもあります。

給湯器の交換をする際に、耐用年数の確認を行い、その上で交換を検討していくことになるでしょう。

ライフイベントによる需要の変化

不具合や耐用年数以外で交換するケースにライフイベントによる需要の変化があります。例えば、子どもができて家族が増える場合や家の建て替えで新しい給湯器を購入するといったことが考えられます。

給湯器としてはまだまだ使えるものの、現状の給湯器では家族の増加に耐えられないといったこともあるでしょう。需要の変化に伴って給湯器を変更するのは合理的であり、故障以外で交換するケースとしてはよくあることと言えます。

給湯器交換での商品の選び方

給湯器 交換

給湯器を交換する際の商品の選び方としては、以下のものが挙げられます。

  • 給湯器のサイズ・号数
  • 給湯器の機能
  • 給湯器のメーカー
  • 給湯器の設置場所

本項目では、給湯器の選び方について解説します。

給湯器のサイズ・号数

給湯器には号数と呼ばれるものが存在します。号数によってお湯の量が変化し、例えば16号であれば単身世帯が十分に使えるサイズとなります。

号数が大きければ大きいほどそれだけ多くのお湯を出せますが、一方であまり大きすぎてもフルに使うことは難しく、反対にあまり小さいと不便になってしまいます。ですので、どのサイズ・号数であればうまく使えるかをしっかりと考えていくことが必要です。

給湯器の機能

給湯器 交換

次に給湯器の機能も重要です。近年の給湯器は機能性が増しており、お湯を湯船に入れる、追い炊きをするといったことを自動で行います。給湯器にもタイプがあり、フルオートでやってくれるものであれば、すべて自動でやれるので、便利です。

機能性に優れたものであれば、それだけ多くのお金がかかり、シンプルな機能性にすれば抑えられます。

給湯器のメーカー

意外と重要なのが給湯器のメーカーです。給湯器メーカーにはパロマやリンナイ、ノーリツなどがあります。リンナイはガス給湯器における有名なメーカーであり、マンションでよく見かけるのがリンナイです。

一方、ノーリツは給湯器では大手の部類に入り、一戸建てで見られるのがノーリツです。それぞれの給湯器メーカーによって強みがあるので、それらの比較を行って決めていくことになります。

給湯器の設置場所

給湯器 交換

どの場所に給湯器を設置するのかによって、その場所にマッチした給湯器を置いていくことになります。給湯器の設置場所は屋外が一般的です。

一方、マンションのように設置場所が限られるケースでは、マッチしたものを置けない可能性も考えられます。設置場所に制限があるかどうかも含めて検討を重ねていく必要があるでしょう。

給湯器交換の費用は?

給湯器 交換

給湯器交換にかかる費用は、給湯器に関する工事の内容によって変化します。給湯器の交換工事では、まず給湯器の取り付け・撤去、給水の結び替えなどの作業が発生するので、それらの作業をひっくるめての総額がかかってきます。

給湯器の交換にあたり必要な費用は、上記の工事費用に加えて、給湯器そのものの値段も別途かかります。号数や機能性、オート・フルオートなどの性能によって変化し、値段はピンキリです。高性能かつサイズが大きいものとなると10万円を軽く超えるため、給湯器交換費用としては合計で20万円を超える形になります。

また、温水式の床暖房を使用している場合や設置箇所を変更する場合などに関しては、上記の工事費とは別で費用が発生することもあるため、ニーズに合わせて事前に見積もりを取ることも重要です。

給湯器交換の費用が高くなるケースとは?

給湯器 交換

給湯器交換の費用が高くなるケースとしては、以下のものが挙げられます。

  • 給湯器の設置が難しい場所にある
  • 給湯器の設置場所を変更する
  • オプションとしての工事が追加されるなど

上記のケースがある場合には給湯器の交換費用が高くなります。スムーズに設置ができる場合と比べ、難しい場所に設置を余儀なくされるケースでは手間がかかる分、工事費用が高くなるでしょう。

また、給湯器の場所を変える場合にも手間がかかりやすいため、同じように工事費用が高くなります。ただ、上記のケース以外で費用が高くなることはあまりないため、複数のサービスと見積もりを行って検討を重ねていくことがおすすめです。

給湯器交換を依頼する専門家の選び方とは

給湯器 交換

給湯器交換を依頼する専門家に関しては、以下の選び方があります。

  • 安心して任せられる専門家か
  • わかりやすい料金体系か
  • ネットにおける口コミ・評判

本項目では、上記の内容について解説します。

安心して任せられる専門家か

給湯器はガスや石油などを用いるため、一歩間違えば大事故につながるなど、慎重に扱わなければなりません。そのため、給湯器交換の際には確かな資格を持つ作業員がいるかどうかがポイントとなります。

具体的にはガス可とう管接続工事監督者や給水装置工事主任技術者などがあり、これらの資格を持つ作業員がいるかどうかを事前に確認しましょう。

わかりやすい料金体系か

給湯器 交換

次に給湯器交換をする際に、わかりやすい料金体系なのかをチェックするのがおすすめです。基本的に給湯器交換をする際には見積りをとるのが一般的です。どの作業にどれだけの費用がかかるのかが明確に分かれば、信頼しやすくなります。

また、わかりやすい料金体系であれば、見積りをとる際に一定の相場を理解しやすくなります。

ネットにおける口コミ・評判

ネットにおける口コミ・評判も大事な要素となります。ネットにはいい口コミもあれば、悪い口コミも出てきます。特に悪い口コミは比較的書かれやすく、いい口コミよりも目立ちやすいのが実情です。

気になったサービスがあれば、ネットで調べてみてどちらの評価が多いか、そして、口コミの中身はどのようになっているかを吟味しておくことをおすすめします。

給湯器交換での補助金の存在

給湯器 交換

給湯器交換をする際には、補助金を活用するのがおすすめです。補助金を活用することで、給湯器交換をする際の費用を軽減できます。ここからは各補助金の中身を解説します。

住宅省エネ2024キャンペーン

住宅省エネ2024キャンペーンは、文字通り住宅での省エネにつながる補助事業をまとめたものです。

その中で給湯器の交換に利用できるのが、子育てエコホーム支援事業です。子育てエコホーム支援事業は、補助金額が5万円以上であることが対象で、給湯器交換だけでなく、ビルトインコンロなど複数の工事を行う中で補助金額が5万円になることが条件です。

東京都にお住まいの方の場合には、東京ゼロエミポイントがあります。東京ゼロエミポイントは、今ある給湯器やエアコンなどを交換する際に、ポイントを付与するというものです。このポイントを使って工事費用からひかれるため、実質的な補助金と言えます。

また自治体によっては独自に補助金を設定しているケースも多く、今お住まいの地域で補助金の制度があるかどうかをきちんと確認しましょう。

まとめ

給湯器を交換する際には、費用面の確認をおすすめします。給湯器交換は給湯器そのものの費用や交換費用など色々なところでかかるため、専門家によってバラつきとなって出てきます。

専門家に交換を依頼する際には、費用面の確認はもちろんのこと、見積もりの際の対応がどうだったかを含めてチェックすることをおすすめします。

ガスや水まわりのトラブルは安田製作所にお任せください!

有限会社安田製作所では、東京都東部(城東地区)に最短30分〜でガスや水回りのトラブル解決に駆けつけています。

お見積りはもちろん無料で行い、実際の作業が開始するまでは費用は発生しないため、お気軽にご相談ください。

安田製作所は、墨田区で創業70年以上の実績を持つ地域密着の企業です。

近隣地域の約20,000世帯のお客様を技術で支え続け、多くのお客様と信頼関係を築いていった結果、顧客満足度は95.5%を実現しました。

信頼性と品質にこだわり、常にお客様の立場に立ったサービスを提供をしています。

給湯器・コンロ・蛇口・トイレ・排水口などのトラブルは安田製作所にご相談ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コラム一覧へ
採用情報