洗面台のリフォームや交換の適切なタイミングとは?洗面台の寿命や交換方法、費用感について解説!

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洗面台 リフォーム

この記事の監修者

有限会社安田製作所 代表取締役
東都住設協同組合 代表理事

安田 篤司

保有資格

  • 建設業関連 監理技術者
  • 管工事全般 1級管工事施工管理技士
  • ガス関連 ガス消費機器設置工事監督者
    ガス可とう管接続工事監督者
    日本ガス協会内管工事士
  • 水まわり関連 給水装置工事主任技術者
    排水設備工事責任技術者
  • 電気関連 第二種電気工事士

日々の生活の中で劣化が目立ちやすくなるのが水回りです。中でも洗面台は毎日のように利用する場所であるため、汚れも目立ちやすくなります。そんな時に行った方がいいのが洗面台のリフォームです。

本記事では、洗面台のリフォームを中心に、洗面台を交換するタイミングや交換方法、寿命などを解説していきます。

そもそも洗面台のリフォームはなぜ必要なのか

洗面台をリフォームすることで、日々の生活がより快適なものになるだけでなく、家全体の価値を高めることにもつながるため、ある意味で重要な投資と言えます。

本項目では洗面台のリフォームはなぜ必要なのかをまとめました。

洗面台は劣化しやすい

洗面台は水回りの代表的な場所であり、日々の生活の中で劣化がしやすく、見栄えも段々と悪くなる傾向にあります。特に世帯人数が多いと毎日頻繁に利用をするため、汚れが目立ちやすくなるでしょう。歯磨き粉や手洗いの洗剤、化粧品などさまざまなものが使われれば、その分、汚れはたまりやすくなります。

そのような状況ながら常に本格的な掃除を行うケースは多いとは言えず、毎日忙しく過ごす人ほど軽視しがちです。ゆえに洗面台は劣化しやすく、大掃除だけではカバーしきれない劣化具合となってしまうのです。

意外と部品が多くトラブルの原因になりやすい

最近の洗面台はさまざまな機能が備わっており、電源などもあるので、洗面台である程度事足りるような環境にしていくことが可能です。裏を返せば、洗面台には必要な部品が多いことを意味しており、使用していく中で故障などのトラブルが起こりやすい状況になります。

特に洗面台にコンセントがある場合、乱暴な使い方をしていると感電や漏電などのトラブルが起こることもあるでしょう。こうした状況を放置することは、取り返しのつかないトラブルを招くため、一定期間で交換を検討していく、もしくはちょっとしたトラブルが頻発したらすぐに交換するといった対策が必要です。

洗面台リフォームを行うメリット

洗面台のリフォームには、いくつものメリットがあります。本項目では洗面台リフォームを行うメリットについてまとめました。

利便性を向上できる

洗面台をリフォームすることで、日常の利便性を向上させることはもちろん、老朽化した設備を一新することができます。例えば、洗面台周辺の収納スペースを増やせるので、今まで以上に便利に利用できるようになります。

洗面台の鏡の部分が扉になっており、中に歯ブラシやひげ剃り、洗剤などを入れられるようになれば、洗面台がとてもスッキリします。また、収納を増やせば今まで以上に洗面台周辺の掃除がしやすくなる点もリフォームを行うメリットと言えるでしょう。

日々使うスペースだからこそ、リフォームによって家族全員が快適に過ごせる空間となります。

見栄えを良くすることができる

デザイン性の高い洗面台を導入することで、洗面台が与える住宅の印象をよりよいものにすることが可能です。洗面台の設置スペースはそれなりに大きく、洗面台を交換するだけで周囲に与える影響はそれなりと言えます。デザイン性の高い洗面台にすれば、周辺の雰囲気も可愛らしいものとなるでしょう。

また、見栄えを良くすることは美観を良くすることにもつながり、結果として不動産価値の向上にもつながります。このように、洗面台のリフォームは機能性を充実させるだけでなく、美観という観点からも気を使う事も必要です。

洗面台リフォームにかかる一般的な費用相場

洗面台のリフォームにかかる費用は、選ぶ設備や施工内容によって大きく異なります。一般的に10万円から50万円が相場とされ、リフォームの内容次第で額面がかなり変わるでしょう。

例えば、シンプルな交換作業であれば10万円前後で済みます。シンプルで幅も小さ目な洗面台だと、洗面台自体が数万円程度で済み、交換費用を含めて10万円を切る値段で交換できる場合もあります。

一方で、高機能な設備や大規模な工事を伴う場合には30万円以上かかることもあります。築年数が経過した住宅だと、既存の配管や電気設備を含めたリフォームが必要になるので、一定以上の費用がかかりやすくなるでしょう。また、状況によって追加費用が発生することもあるため、事前の調査と見積もりが重要になってきます。

まずは洗面台のリフォームに関する予算をしっかり立てるほか、必要に応じて複数のプロから見積もりを取ることで、コストを抑えつつ理想のリフォームを実現していくことが求められます。

洗面台リフォームを行う適切なタイミング・寿命とは

洗面台をリフォームする際にポイントとなるのが、どのタイミングで洗面台を交換するのかです。本項目では適切なタイミングや寿命について解説します。

洗面台の具体的な寿命

洗面台の寿命はおおよそ10年から20年ほどとされています。洗面台のボウルが陶器でできており、熱いお湯や冷たい水を交互に浸かっていく中でひび割れなどが起こり始めるのがだいたい10〜20年といったところです。

ただ10〜20年はあくまでも目安に過ぎず、実際には使用頻度などで前後するため、10年に満たなくてもひび割れが生じることもあれば、20年を過ぎてもストレスなく使うこともできます。

洗面台を交換する適切なタイミングとは

具体的な年数ではなく、交換の適切なタイミングとして覚えておきたいのが洗面台を使う中で使いづらさが出てきた時です。使いづらさもさまざまで、例えば、収納スペースに不満がある、ボウルにひび割れが起きて怖い、電気がつきにくいなどです。

例えば、ボウルにドライヤーを落としてしまいひび割れが起きた場合、「そのまま使い続けると水漏れが起きるのではないか」と不安になり、使いづらくなるでしょう。また排水口が詰まりやすい、臭いがきついといった事象が起きた際には配管を含めたリフォームが必要と言えます。

このように、洗面台を使用する際に不安点がある状況では早急に洗面台を交換すべきタイミングとなり得るでしょう。

洗面台リフォームを始める前の準備

洗面台のリフォームを成功させるには事前の準備がポイントです。本項目では、洗面台のリフォームを始める前に準備しておきたいことをまとめました。

洗面台に対する現状の不満を整理する

洗面台のリフォームを検討する際には、現在の洗面台の不満点と改善したいポイントを洗い出しましょう。例えば、「洗面台周辺の収納力が不足している」、「洗面台の掃除がしにく

い」、「洗面台の見た目が古い」、といった不満が出てくるはずです。

問題点を具体化することで、どのような洗面台にリフォームをしていきたいかが明確になり、不満が少ない形でリフォームが行えるでしょう。

新しい洗面台にどんな機能を持たせるかを決める

次に、新しい洗面台にどのような機能を持たせるかを決めていきます。希望するデザインや機能のリストアップを行い、優先順位をつけることで、予算面で妥協しなければならない時に合理的に妥協しやすくなるでしょう。

収納力を増やしたい場合にはキャビネット型の洗面台が良く、デザインを重視するなら一体型のカウンターといったように選択肢を広げられます。お子さんが多い家族構成や使用頻度に応じて、機能性をどれだけ持たせるかの検討も欠かせません。

機能性と費用のバランス

機能性などを検討していく中で、避けては通れないのが予算、費用の面です。全てを詰め込んだ洗面台であれば完璧ですが、当然費用はかかります。他にもリフォームをする場合、洗面台にかけられる費用はある程度抑制されやすくなるでしょう。

機能性と費用のバランスをしっかりとった上で、納得のいく形でリフォームを進めていくことが求められます。

洗面台のリフォームでチェックしておきたい、種類やデザインの選び方

洗面台のリフォームを検討していく中で、洗面台をどのような種類にするのか、デザインを含めて考えていく必要があります。洗面台の選択肢は豊富で、例えばカウンタータイプやボウル一体型、独立型などさまざまな種類があり、迷いどころです。選び方としては家族の人数やライフスタイルに応じて選ぶことが大切です。

またデザイン面では、モダン、ナチュラル、クラシックなど、自宅全体のインテリアと調和するスタイルを意識しましょう。さらに、鏡や照明の配置も重要です。特に収納力を求める場合は、ミラーキャビネット付きのデザインがおすすめです。

また、最新のトレンドとして、水はけが良い素材や、防カビ仕様の設備も注目されています。これらを考慮しながら、自分たちの理想に最適な洗面台を選びましょう。

洗面台リフォームを行う流れ

洗面台のリフォームは1つ1つの流れがあり、施工を行う際のプロセスが存在します。本項目では洗面台リフォームの流れをまとめました。

洗面台リフォームの基本的な流れ

洗面台リフォームでは、まずプロが現場の調査を行い、配管やスペースの状態を確認します。その上でお客さんから現状の不満やリフォームの検討に至った経緯をヒアリングしていきます。

そして、リフォームを行ってどのような状態を目指したいのかを聞き取り、予算などを踏まえ、提案に向けた作業を始めます。見積もりなどを作成し、希望に合ったプランを確定させれば、あとは洗面台のリフォーム工事へと進んでいくという流れです。

施工日の流れ

施工日にはまず古い洗面台を撤去するところから始めます。洗面台の撤去などにおおむね1〜2時間ほどかかります。その後、新たな洗面台を搬入し、設置していくという形です。設置もだいたい1〜2時間ほどかかるため、半日もあれば工事は完了します。ただし、このスケジュールは撤去と設置程度で済む場合です。

配管工事を含めたリフォームでは、数日程度かかる場合があります。配管工事の他、壁紙の張替えなど色々な作業があるためです。完成後の確認や仕上げ調整が行われるため、余裕を持ったスケジュールを設定することが重要です。

まとめ

洗面台のリフォームでは、使いづらさなどを感じたタイミングでリフォームを行うのが確実です。だましだまし使って何かトラブルが起きては遅く、不便さを感じた段階で思い切って交換するようにしましょう。

撤去と設置程度ならば10万円もしないで交換できます。仮に20年使うとすれば、1年5,000円程度、毎月数百円の負担で新しいものに変えられます。「ちょっと汚いから交換したい…」と思ったら思い切って交換を検討しても良いでしょう。

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